感動の研磨を見せてもらい、休憩タイム。
雨期がまだ明けきっていないカンボジアは、少し蒸し暑かったけど、
工場は木造で風の通りもよく過ごしやすい。
先ほど荒削りをしていたお兄さんが、私に見せたいものがあるようで、
「こんなのもあるよ」と、何やら出してきてくれました。
とっても大きい!
これはジルコンだそう。ルビーだったら幾らくらいになるのかしら…
きっとお兄さん、頑張って磨いたんだろうな。
感動もするけれど、だんだん感謝の気持ちが膨れ上がってくる。
異国で丁寧に磨かれた宝石を、いつも私は使わせてもらってるんだ。。。
すっごいニコニコしてる彼は、お仕事中とは随分違う雰囲気。
意外とお茶目な方だったのね。
外に出ると、今度はお姉さんがたくさんの石を持ってきてくれました。
これらはパイリンで採れるものだそう。
へぇ~、パイリンで買い付けてここで磨いたりもしているのか。
「この黒い石はね、とっても硬くて磨くとピカピカに光るの!」
そのキラキラした目は、黙々と作業していた時とは別人で
とても無邪気で可愛らしかった。
何歳くらいなのかなー、20代半ばくらいかな?
彼女は実は働くママさん。
休憩中に日本から持ってきたお菓子を分けてあげると、とても喜んでくれました。
余談だけど、、、人によるのかもしれないけれど、、、
カンボジアの人は少し日本人と似ているような気がするのです。
なんとなく空気を読んでくれるというか…。
とある国の宝石商だったら、ここから売り込みが1時間ほど続くことが多いけど
ここで私が購入しない理由を告げると、ちゃんと理解してくれます。
これも私がカンボジアを好きな理由のひとつ。
あくまで私個人の感想ですが。。。
休憩中、工場のある道をなんとなくパシャリ。
旅の途中よく思うこと。
「ここはどこだ?」
一昨日まで東京のコンビニでアイス買って食べていた自分がなんだか信じられない。
スゴイとこに来ちゃったね、わたし。
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