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22.カンボジア【 愛しのロティとナイトマーケット 】2020-12-24

夕食後ホテルに帰ってパッキングをして、シャワーを浴びて
明日の移動に向けてゆっくり寝ようと、思ったのだけど…
カンボジアでどうしても食べたいおやつを食べていない事に気が付きました。

やっぱあれを食べないとなぁ〜どうしても食べたかったなぁ〜
ベッドの上でゴロゴロしながら悩むこと数分。
悩んだあげく、オヤツを探して夜の街に繰り出すことにしました。


この旅で初のトゥクトゥクをゲットし、いざナイトマーケットへ。
10年前なら、毎晩ナイトマーケットやビリヤード、バーなんかに行ってたけど
今や完全に昼を楽しむ派に変貌。
大人になったということなのでしょうか。

なので、イェイイェイ感はなく、やや緊張気味でトゥクトゥクに乗車します。
一人夜遊びなんて久しぶり。
雨季の抜けないムシっとした夜風の中、颯爽とナイトマーケットを目指します。
 

いとしのロティ

マーケット近くでトゥクトゥクを降り、目的のおやつ散策をします。
私が探しているのは、『ロティ』というおやつ。
8年前に来たとき初めて食べて、その虜になりました。

当時1ヶ月ほどカンボジアに滞在していたのですが、
夕方になると国道6号線沿いにロティの屋台が現れ、
毎日のように買いに行っていたのです。

売り子は中学生と、小学生くらいの男の子2人組み。
手際良く準備をするとささっと作ってくれたのを、今でも覚えています。

あれから月日が経ち、ロティのことを忘れかけていたのですが、
ある日インド屋台の動画をUPしているYouTubeをみていたら、ロティが出てきたのです。

でもそれは、カレーにつけて食べるクレープ状の食べ物で
私が食べたのとはちょっと違うもの。

カンボジアで食べたものは、ピザ生地の様なものを薄ーく伸ばし、
たっぷりのバターで揚げ焼きした上に練乳をかけ、
クルクル巻き、スティック状にしたものでした。

インドの動画は食事、カンボジアのはおやつという感じです。

気になって調べてみると、食事系と甘い系とどちらも存在し
インド、タイ、マレーシア、シンガポールなどなど、アジアでは結構メジャーな食べ物でした。

トゥクトゥクのお兄さん曰く、
ロティーの屋台は絶対あるからすぐ見つかると言われたとおり、
5分ほど歩いたらすぐに見つかりました!

やったーーー!!!

お値段は以前と変わらず1ドル。
味は練乳だけじゃなくて、ヌテラにシナモン、シュガーに卵、バナナやチョコレートなど種類も豊富です。
何味にしようか迷ったのだけど、もう一度あの味を食べたくて…
シンプルに卵と練乳のロティを注文。


極限まで薄く伸ばした生地の上に卵を割り入れ揚げ焼き。
四つ折りくらいにしたら練乳をかけ、スティック状に巻き上げます。


ちょっとした食べ歩きにはちょうどいい量。
もう食べたい気持ちが押さえきれず、写真もそこそこにパクリ!
あー美味しい。。。
一気に気持ちが満たされていく感じ。
来てよかった。
 

ナイトマーケット散策

目的は果たしたものの、まだ到着して10分ほど。
せっかくなので、少しナイトマーケットを散策することにしました。

以前のナイトマーケットは、一角にまとまった比較的こじんまりした場所でしたが
今やオールドマーケット付近の路上にたくさんのお店が連なり、これ全体がナイトマーケットになっているみたい。
超拡大してる!!

あちこちから大音量のクラブミュージックが聞こえてきます。
音の出どころはコレ…


トゥクトゥクで移動できるコンパクトなバーで
キラキラのネオンと、ドゥンドゥンと重低音がすごい。

それぞれの屋台でそれぞれ違う曲流してるから、
ちょっと耳が混乱する笑!

シェムリアップにも、こんなおしゃれなのが登場したんだ!
なんかすごいなぁ。

他にもこんなインスタ映えを狙った屋台も。


サソリは食べたことないけど、美味しいのかなぁ。。。
私は断然コオロギ派。
素揚げしたコオロギはまさにポップコーン。
映画館で販売してたら、迷わず買うと思います。

こちらはヘナ屋さん。


ヘナは、1週間くらいで消えるから旅先でのおしゃれにはちょうどいい。
デザインがとっても豊富で、人気のお店(というか道に椅子だけ)でした。

コレはたこ焼き??


と思いきや、タコ焼き器の様なもので甘いお菓子を焼いています。
味はココナッツ風味で柔らかくとっても美味しいおやつでした。

若者で盛り上がるナイトマーケットは流石にお腹いっぱい。
ちょっと静かそうな小道に入ってすぐ、気になるお店を発見しました。


“gemological”とは、『宝石学』という意味。
気になるではありませんか。

中に入ると、ズラリとルースが並んでいます。


このなかにパイリン産のルビーとサファイアもあるのかな?
見回すとルースだけでなく仕立てたジュエリーもいくつか用意してありました。

お店の人に話を聞くと、並べてある石は多いものの、カンボジア産はごくわずか。
パイリン産はたったの5ケースほどしかありませんでした。
ちょっと残念。。。
やっぱりパイリンでもっと買っておけばよかったかも。。。

壁にはカンボジアでとれる宝石のポスターがあります。


次回カンボジアへ来るときは、ラタナキリへ行こうと考えていました。
ラタナキリは『宝石の山』という意味で、その名の通り美しいジルコンが採取できる場所。
しかもネオンカラーのブルージルコンが取れるというのだから、興味津々です。

でもこのポスターを見ると、
プレアヴィヒア、モンドルキリ、スタントレン、タケオ、コンポントムなんかでも採掘されているみたい。
コンポントムならプノンペンからも、シェムリアップからも近いなぁ。。。

などと、ポスターを前にして、次の旅について悶々と考えるのでした。

お店の方に挨拶をして、外に出ると何処か見覚えのある機械…
ん?これは…


ショップの外に置かれていたのはパイリンでも見た、あの研磨機でした。
ここでも研磨作業をやってるのかな?

写真を撮りながら機械を見ていたら、お店からお兄さんが出てきて席についてくれました。
作業を見せてくれるみたい。


石は何だったか忘れてしまったけど、丁寧に水を付けながらカボションカットに仕上げていきます。
慣れた手つきであっという間に綺麗なルースの出来上がり。

私は1度だけ、研磨の作業をしたことがあるのですが、
比較的大きめの石は、研磨中も目視で歪んでるとか、凹んでるなどの不具合に気がつきます。
でも小さくなればなるほど、手の感覚のみで感じとるという難しい作業になるんです。

小さいとルーペでないと見えないし、とても高価な石ともなれば、1mm削り過ぎたら数万円の損失になる事も。

大きい宝石と小さい宝石だったら、もちろん小さい方が安いけど、
削るのは小さい方が大変なんだと実感した体験でした。

綺麗に研磨したルースを自慢げに見せてくれたお兄さんは、
ちょっと恥ずかしそうに、「…また来てね!」と言ってくれました。

カンボジアラストナイトも素敵な夜になりました。
さぁ、これで心残りもなくゆっくり眠れそうです。

 
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