ジュエリートレードセンターを後にして、時計を見るとまだ13時。
時間もあるし、どこに行こうかと考えていたら
ふとカオサン通りにシルバー屋さんが沢山あると聞いたのを思い出しました。
カオサン通りかぁ…
なんかワイワイしてそうでちょっと怖い…
パリピに絡まれたらやだなぁ…
ちょっと悩んだけれど、せっかくなので行ってみることにしました。
携帯で地図を検索すると、人気スポットなのに鉄道の最寄駅は無く、行くのがかなり面倒。
手っ取り早くタクシーに乗れば良いのだけど、値段交渉とかするのもこれまた面倒。
それに渋滞も凄そうだし。。。
行き方についてあれこれ調べていると、カオサン近くまで船が出ているのを発見!
おぉ、これなら渋滞も気にせず行ける!
→JTCから「スラサック駅」まで歩く
→「サパーンタクシー駅」で下車
→徒歩で「サトーン船着場」へ行く
→「サトーン船着場」から水上バスで、カオサンロード近くの「プラアーティット船着場」へ
→「プラアーティット船着場」から「カオサン通り」まで歩いていく
行き方はざっくりこんな感じ。
まずは鉄道を使って船着場近くの駅で下車します。
ここから船着場までは少し歩くのですが、ここで降りる人のほとんどが観光客。
道に迷わないか心配だったけれど、人波に流されて歩いていると船着場へ到着することができました笑
(地図を見た方が迷子になるという不思議!方向音痴の人あるあるかも笑!?!?)
来てみると、いくつかのボート屋さんが客引きをしています。
運賃の安いものから高いもの、地元の方向けのボートや観光客向けの水上バスなど種類も様々でしたが、
わたしは「チャオプラヤツーリストボート」を選び乗船することにしました。
片道50バーツ。良心的なお値段!!
タクシー使わなくて正解だったわー。
時刻表をみると、それぞれの目的地まで行く船が30分置きくらいに出発しているよう。
渋滞もないし、排気ガスも吸わなくていいし、船移動は結構便利。
桟橋は、船の乗車待ちで大行列でしたが、行先や乗り込むボートが違うのでギュウギュウと言う感じでもなさそうです。
並んでから10分ほどでプラアーティット行きの船が到着。
乗り込んで出発を待っていると係員さんがチケット確認しに来ました。
ハンコでも押されるのかと思ったら、ビリッ!!!と破いてチェック完了。
ペラペラの感熱紙なので、うっかり落としたり丸めたりしないように要注意です。
船はオープンエアーで、比較的ゆったりした作り。
足下にはちゃんと救命胴衣も完備。
船酔いが心配だったけど、風が気持ちいいことと、
そこそこスピードが出るため、安定した走りで快適でした。
船の中では川から見える名所を英語で案内してくれるサービスもあり、
サクッと観光することもできます。
そして驚いたのは、川にゴミがほとんど落ちていなかったこと。
すごく綺麗に掃除されているなぁという印象で、タイのイメージがずいぶん変わりました。
出発してから走ること30分。
カオサン通り近くのプラアーティット駅に到着。
ここから目的地までは、おそらく徒歩15分くらい。
蒸し暑い、細いアーケードを抜けて大通りに向かいます。
左右には所狭しと並べお土産が立ち並び、人がすれ違うのがやっと。
アーケードを抜けて大通りに出たけど、そこからまた小道に。
なんだか迷路に迷い混んだような感覚。でも相変わらず道沿いにはギュッとお店が詰まっています。
そして車も…ギリギリ!!
クネクネと細い道を進んで行くと、だんだん人が増えてきました。
ここはヨーロッパ系の人が多いのかなぁ?日本人らしきアジア人とはほとんどすれ違わない。
少し歩くとパッと視界が開けて、お洒落なカフェが。
こうして散歩して歩いていると、バンコクは雰囲気がコロコロ変わる。
夢の中で歩いてるみたいな、そんな感覚に襲われました。
すごくエキゾチックで、タイにハマる人の気持ちに共感。
地図を確認すると、オサンロードはすぐ近くのはず。
周りを見渡すと、ステッカーまみれの看板に「Khaosan」の文字が見えました。
どうも私が立っているこの場所がカオサンロードらしい。
というのも、人がほとんどいなくて気がつかなかった!!
あれ?もっとドンチャンしてるんじゃなかったの?
道が広いから、余計にガランとした雰囲気。
そうか…
ここはお昼はのんびり、夜はフィーバーなのですね笑!!
パリピにドキドキしてたけど、
それはそれで、ちょっとその感じも見てみたかったかも。。。
わたしが10代の頃は、カオサンロードと言えばバックパッカーの聖地で憧れでした。
底値のゲストハウスに泊まった友達はちょっとヒーロー。
水シャワーは当たり前で、ここに滞在した人は、みんなそれぞれに武勇伝を引っさげて帰国していた、そんな印象。
あの頃は、「わたしもいつかカオサンロードに泊まるぞ!」と思ってたけど、結局今になってしまった。
後悔はしてないけど、もっとアクティブな10代だったら良かったのかなぁーとも思う。
初めて来た場所なのに、青春の思い出が頭を駆け巡り、なぜか懐かしい気持ちになったのでした。
ガランとしたカオサンロードを歩いていると、目的のにシルバー屋さんがあちこちにありました。
中は撮影NGのお店が多かったので、外観だけパシャリ。
チェーンからピアス、イヤリング、バングルなどなど様々なパーツが売られています。
値段も安く、日本ではなかなかないデザインも多かったです。
そのまま使えそうなものもあるし、石座をロウ付けしたり、アレンジして活かせそうなものもたくさんありましたが、
お店によって、デザインも異なるので一通り見てまわってから購入するのが良さそうです。
JTCの時と同様、ここに来るだけでクタクタの私は
シルバーの素材を吟味して仕入れる余裕ゼロ。。。
再び視察のみとなったのでした。
次回はバンコクだけの旅もしなくちゃだわ。
勢いでここまで来てしまったけれど、あまりにも歩きまわりすぎて、足がパンパン…
ホテルへ戻ってマッサージでも行こうかな。。。
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