ガーネット
意味(宝石言葉):貞操、真実、友愛、忠実
ガーネットについて
ガーネットというとあの“赤い色”が印象的ですが、実は緑や黄色、オレンジ褐色から無色透明なものまで、沢山の色が存在します。
実は「ガーネット」という名前は総称で、単一の宝石名ではありません。科学的に関連の深い鉱物をまとめて「ガーネット」と呼ばれています。
中でも多く産出するものは、「アルマンディン」という種類。
赤みが濃く、黒っぽい色をしていますが、ピンク色に近いものもあります。
インクルージョンが特徴的で、カボションカットにすると4条スターが見えることも。また、原石は蛍光灯の下だと赤黒く、白熱灯の下だと美しい赤色に輝いて見えるそうです。
世界中で産出されるガーネットですが、有名な産地はインド。
他にはブラジル、マダカスカル、タンザニア、スリランカ、アメリカでも産出します。
ガーネットの分類
名称 |
ガーネット (アルマンディン) |
英名 |
Garnet (Almandine) |
和名 |
柘榴石 (鉄礬柘榴石) |
組成 |
鉄・アルミニウム珪酸塩/Fe3Al2(SiO4)3 |
色 |
赤色・暗赤色・帯紫赤色・帯褐赤色・帯褐黒色 |
光沢 |
ガラス状 |
結晶系 |
等軸晶系 |
硬度 |
7.5 |
比重 |
4.00 |
屈折率 |
1.76~1.83 |