Pearl

パール

パール

意味(宝石言葉):健康、長寿、富

パールについて

“貝の涙”と言い伝えられてきたパール。
パールは、貝の中に入った砂粒や魚の死骸などの異物に対し、防御反応として分泌される「真珠質」が積み重なり固く美しい光の宝石となります。この光の反射は、“オリエント・オブ・パール”と呼ばれ、虹色で柔らかい上品な光沢が印象的。

パールは鉱物とは違い「有機物」の宝石で、研磨加工をすることなく取り出した瞬間から美しく輝きます。表面層の色によって、白色、ピンク、褐色、黒色と変化に富んでおり、貝の種類や育った環境(水質など)によって変わります。ほかの宝石に比べて耐久性が低いので、酸や乾燥、湿気には十分注意が必要です。

また、「天然パール」と「養殖パール」の違いは貝の異物となる「核」を人為的に入れるかどうかの違いです。「核」の大きさを除けば形成される過程はどちらも変わりがないといえます。
天然真珠はペルシャ湾、マナール湾、紅海で数千年も前から採取されてきました。
養殖真珠はポリネシアやオーストラリアの沿岸で、我が国日本や中国では淡水性と海水性両方の真珠を養殖しています。ほかにもスコットランド、アイルランド、フランス、オーストリア、ドイツの川やアメリカ合衆国のミシシッピ川では淡水真珠が採取されます。

パールの分類

名称 パール(真珠)
英名 Pearl
和名 真珠
組成 炭酸カルシウム・コンキリオンおよび水/CaCO3・C3H18N9O11・nH2O
白色、ピンク、青色、緑色、銀色、黄色、クリーム色、金色、黒色
光沢 真珠状
結晶系 斜方晶系
硬度 3
比重 2.71
屈折率 1.53~1.68