トパーズ
意味(宝石言葉):友情、友愛、希望、潔白
トパーズについて
トパーズは色が豊富で、黄色、オレンジ色、ピンク色、緑色、青色など様々な色があります。
特に深い黄金色の「インぺリアルトパーズ」「シェリートパーズ」は価値が高く、さらに「ピンクトパーズ」は大変希少なものとされています。
トパーズは、金で留めたものを首回りに着けると、不吉な兆候を取り去り、悪い夢から目を覚まさせ、怒りを鎮めてくれると言われています。
最近ではブルートパーズが人気ですが、無色のトパーズを照射や熱処理によって青く変化させているものもあり、肉眼でアクアマアリンと区別するのが難しいものも存在します。また、まったく別の宝石である「黄水晶」を “ トパーズ ” や “ シトリントパーズ ” と表示することもありますので要注意。
産地はブラジル、アメリカ合衆国、スリランカ、ロシア、オーストリア、タスマニアなど。実は日本でも無色に近いトパーズは採取することができますが、宝石として用いることができる結晶はほとんど無いようです。
トパーズの分類
名称 |
トパーズ |
英名 |
Topaz |
和名 |
黄玉 |
組成 |
アルミニウム・フッ素・水酸珪塩酸/Al2SiO4(OH,F)2 |
色 |
OHタイプ:黄色、黄金色、オレンジ色、黄褐色、ピンク色 Fタイプ:無色、淡青色、青色、黄色、淡緑青色、褐色 |
光沢 |
ガラス光沢ないし樹脂光沢 |
結晶系 |
斜方晶系 |
硬度 |
8.0 |
比重 |
OHタイプ:3.56/Fタイプ:3.53 |
屈折率 |
1.62~1.63 |